同人誌“銀河”へようこそ!

この同人誌 “銀河”は、西あまり、岡本晶の二人が立ち上げたサイトです。
どちらもシルバー世代ですが、まだまだ輝きを失いたくない、そして同世代の方々も皆さんそうあって欲しいという思いから、このようなタイトルをつけました。往年の文学少女の時代から今に至るまで、様々な紆余曲折はありましたが、根底の部分では、どこかで『書くこと』への想いを抱き続けていた二人です。作風も文体も違いますが、それだけにお互いに良い刺激を与え、また受けることが出来る仲間だと確信しております。

なお二人の作品は、それぞれ下の、
「西 あまりの部屋」
「岡本 晶の部屋」
から入っていただいて、お読み下さいませ。

2022年2月10日木曜日

お知らせ (17)

 しばらく休載しておりましたが、西あまりが自伝的小説「走馬灯」の連載を始めました。また岡本晶も中断していた「天へ漕ぐ舟」の連載を再開しました。お時間があれば是非ご一読下さいませ。

2016年9月25日日曜日

お知らせ (16)

岡本晶の短編“遠い灯”は8回をもって完結、長編“天へ漕ぐ舟”の連載が始まりました。岡本はこれまで室町時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代、江戸末期と様々な時代を舞台に作品を書いてきましたが、初めて鎌倉時代に挑戦します。
主人公は紀州の荘園領主の息子次郎太と、その兄嫁小里、そして貧農の倅ながら頭脳と容姿に恵まれ、そのために次郎太の迫害を受け続けることになる弥四郎の3人です。
次郎太の荒ぶる魂に対するに、どこまでも己れの心の救済を求め、ついにはそのために究極の選択をする弥四郎。
「今昔物語」巻19の第14話から着想を得た、筆者渾身の作品です。

2016年7月26日火曜日

お知らせ (15)

「天平夢がたり」に続く岡本晶の「虚空華」は第47回を持って完結いたしました。本日からは、大塩平八郎の後日談である「遠い灯」という短編を掲載いたしますので、引き続きよろしくお願いします。
なお、西あまりはしばらく休筆中ですが、いずれは復帰いたしますので、その時は又よろしくお願い致します。

2015年3月8日日曜日

お知らせ (14)

西あまりの「真幸くあらばまた還り見む」は、50回を越え、有間も18歳の青年になりました。この後、中大兄皇子との関係はどうなって行くのでしょうか。また彼の愛する間人は?
次回が待たれます。

岡本晶の「天平夢がたり」は、長屋王の変のあと、主人公の2人が出会いました。女は後宮つとめの采女、男は工人。身分の違う2人がどのような形で愛を貫いて行くのか、そしてどのような運命が2人を待ち受けているのか。いよいよ物語は佳境に入って行きます。

2015年1月29日木曜日

お知らせ (13)

西あまりの「真幸くあらばまた還り見む」は47回を数えました。父孝徳帝の死は、間人への想いに揺れ動く有間の未来に何をもたらすのか・・・。

岡本晶の「常世の樹」は64回をもって完結いたしました。次回からは「天平夢がたり」を連載する予定です。

2015年1月2日金曜日

お知らせ (12)

西あまりの「真幸くあらばまた還り見む」はいよいよ佳境に入りました。
父孝徳帝の死により、孤独をかこつ有間と、鎌足の子として育った定慧は実の兄弟であると知り、二人は心を通わせます。

岡本晶の「常世の樹」は、終盤にさしかかり、家持は死のときを迎えます。しかし、朝廷内での暗闘は止むことなく、家持の意に反して、種継への敵意を燃やす東宮周辺の家臣たちはある謀を巡らせようとしています。

2014年4月20日日曜日

お知らせ (11)

西あまりの「真幸くあらばまた還り見む」は、いよいよ乙巳の変に突入しました。これからの展開が楽しみです。

岡本晶の「湖(うみ)昏(く)れるとき」は全50回をもって完結し、続いて大伴家持の後半生を描いた「常世の樹」を連載中です。これは2004年に『紫式部市民文化賞』を受賞した作品ですが、書籍として流通しておりませんので、出来るだけ多くの方に読んで戴きたく、当同人誌に掲載いたしました。